たま靑

たま靑

神仏にいちばん近い石
それを古代、大陸の人は
地球を支える台座のかけらと信じ
あるいは砕いて薬にし、病を癒した
夜空のような深い靑は
平穏な日常を取り戻すお守りの色
薬師瑠璃光如来とは、
片手に薬壺を持った仏さま
因幡堂のお薬師さんにつづく道
「ただいま」
あけず通りは普段着の京都
ちいさな木造の家屋は
昔から慣れ親しんだ友の家
寓居に満ちる
やわらかな木の香りは心のお薬

靑あお
  悠悠閑適

「京都では友人宅の離れに泊まる」

裏通りにひっそりと佇むシャンブルドットで一味違う滞在を。

離れに並ぶ縁側では、庭の緑を眺めながら一服したり、束の間のご近所づきあいを楽しんだり。

いちにち7組だけの、気取らないおとなの隠れ家。

「まるで昔からあるように、
この先100年残るものに」

古都の真ん中の民家の並びにすーっととけ込む屋根瓦の家。
今だから造る。そして残す。

自然由来の素材が織りなすラスティックな空気は五感に優しく訴えかけます。

熟練職人の丁寧な仕事に少しのデジタルをあわせた、100年先の古民家です。

少しだけゆっくりで、ていねいな暮らし

暫くお留守にしていた京都にもどり、生家跡地に開いた小さな宿。

今はここでご近所さんと京都の下町の風習を守りながら、旅の人たちをお迎えしています。

それまでのフランスの山奥での暮らしは、便利さを追い過ぎない、少しだけゆっくりで、丁寧な暮らしでした。そしてそれは、意図せずエコロジカルであったりします。

ここ、たま靑でも私たちはそのエスプリを持って日々の暮らしを楽しみたいと思っています。

烏丸五条一本東、
あけず通り上る

JR京都駅から地下鉄で北へ一駅。
あけず通りは京都の真ん中あたり。
北のどんつきに因幡薬師堂をかまえた、細く短い不思議な通り。
田の字の端っこに位置するたま靑からは、東本願寺や鴨川のお散歩、
ちょっと足をのばして建仁寺や清水寺周辺、東山エリアの散策も楽しめます。
錦市場やショッピングエリアも徒歩圏内、京都の主要なお寺や神社はもちろん、大阪、奈良への日帰りも。
静かな住宅街にロコで賑わう個性的なカフェやお料理屋さんが点在する、こっそりひっそりした京都の下町です。